ジュネーブ活動報告ジュネーブからの最新情報をお届けします。2月13日 出発! 2月14日 現地で準備 2月15日 ランチタイムブリーフィング 2月16日 日本報告審査 2月17日 ジュネーブ滞在最終日 2月13日 女性差別撤廃委員会関係者や障害関係者に向けて、日本の現状と課題について英語版のリーフレットを作成しました。他に、これまで蓄積した活動のダイジェスト版等をCD-ROMに入れたり、ぱっとみて目立つようにクリアフォルダーに私たちのロゴシールを手作りして貼りました。本日上がった原稿の編集や連絡先を紹介してもらった委員会関係者へのアプローチも続いており、出発ギリギリまで諦めずに走ります! 2月13日 今朝まで委員への個別アプローチなどして、これからジュネーヴへ。何人かはすでに空の上。関西のみなさんももう出ている頃かな。それにしても、搭乗口までが延々と長い道のり。最後にJNNCのメンバー、女性の地位協会のみなさんに遭遇!飛行機は別のようなので、経由先のヘルシンキでの再会を約束して、別れました。それでは。行ってきます。 2月13日 経由地、ヘルシンキに。窓の外は晴天に雪。白樺のような林が見えてきれい!ここでもJNNCの同行者と会いました。そして委員からの新たなメールあり!ギリギリでアポ取りに成功!ジュネーヴまであと一歩。 2月13日 最後の組もホテルに着き、みなさん無事にジュネーヴのホテルに到着。先に到着した組でロビー活動用の資料をセッティング!国連での活動は明後日の朝から。 TOP 2月14日 ジュネーヴは日曜日の早朝です。朝から、ホテルの部屋でみなさんの行動を調整中。今日は曇りの様子。現地時間で8時を回りましたが、外はまだ暗いです。 2月14日 そして今日は少しの休息の時間を過ごしに、メンバーのジュネーヴ在住の友人宅へ。スイスの伝統料理、干し肉と、ラクレットチーズとおいしいデザートをいただきました! 国連の委員や関係者との面会で私たちの課題をどう伝えるか。ホテルのロビーで各チーム毎に最後の調整中です。時差の疲れもピークのなか、明日に向けて、もう一息! TOP 2月15日 無事に国連パスをゲットしました。 開会までの間、カフェテリアで待ちます。 ランチタイムブリーフィングが始まりました!!開会しました!!! 開会式左奥に、議長の林陽子さん、対面にユニセフやWHOなどのGO、手前にNGO。 右から河口尚子さん、藤原久美子さん、真下弥生さん 国連から見える広場。 ランチタイムブリーフィング、無事に終わりました。 車いすを使っての移動の様子。 あっという間に日が落ちました。あまりに色々あった国連ロビー初日がなんとか終わりました。たくさんの経験になりました。明日まで、委員への追加情報提供が続きます。朝、このゲートを通ったのがもう随分前のような気持ち。明日、もう一日、乗り切ります。 ご支援いただいた皆さまへ。ジュネーブより、深い深い感謝を込めて。 国連ジュネーブ本部よりお礼ハガキを出させていただきました。ハガキ一枚一枚にコメントを書き、切手を貼っていると、ここまで来るのにどれだけの人の手に支えられていたのだろうかと、自然と涙がこみ上げてきました。 今回、渡航資金の多くを寄付という形で集めました。「まだ年金が入っていないから、少しだけど…」と届いた現金書留に千円が入っていたり、郵便口座の振込み額が5,555円(「Go!Go! Go! Go!」)だったり。国連でのロビーイング活動は何か月も前にこのような皆さんとのつながりから始まり、支えられていたのだと改めて感じました。 TOP 2月16日 いよいよ今日は日本報告審査の当日です。朝はギリギリの委員面談と情報インプット。そして傍聴がスタート。この間、メンバーは二手にわかれ、何人かは近くの事務所に国連の障害の特別報告官を訪ねています。 昨日、国連のカフェで話すことができた委員からの、障害女性に関する統計の不足と、そのための公共政策の不足についての質問がありました。政府(厚生労働省)回答は、女性に限られたものではないが、障害者に対するきめ細やかな支援を行っている、というものでした。 しっかり、聞いています。 ふひぃ。お昼休憩が2時間あるのは幸せ?と言いながらの昼食!ステーキと山盛りインゲンと不思議なアジアンテイストのヌードル料理にありつきました。ここは、A棟の地下レストランです。 国連の障害者権利ラポータ(特別報告官)のカタリーナさんに、条約の施行過程戦略をたっぷり1時間余り、お知恵拝借、熱くカタリーナ〜(^_-) 午後のセッションがスタートしています。国の省庁からきた日本政府代表団が、委員からの質問に、主には日本語で答えています。年齢的には若い方が多いように思います。委員からの質問には、障害女性やマイノリティ女性グループの現状についてのものが多数出されています。マイノリティ女性についてのジェンダー統計の不足についてもたびたび指摘がされています。 日本審査が終わり、国連を後にしました。最後にうわさの国連のクジャクが見送ってくれました! 2月17日 今回、はじめてのCEDAWでのロビー活動で、国際障害同盟のビクトリアさんの強力な後押しを受けて、たくさんの委員に個別のアプローチをすることができました。障害女性の課題を個別課題とするのではなく、各課題のベースに障害の課題を位置づけ、主流化していくことが必要だ、という強い言葉を何度も聞くことができました。さまざまな課題も感じた活動でしたが、参加した一人ひとりがたくさんの貴重な経験を積むことができたと思います。今日で、メンバーの2名を残して、ジュネーブを離れます。今回の活動を支えて下さったみなさまに、心からの感謝を込めて。 |